■自然派の調味料として最適
もち米を丁寧に醸造して造ったみりんは、砂糖にはない上品でまろやかな甘さが特長です。
しかも舌に甘さが残りません。
また、みりんに含まれるアルコールの働きにより、さまざまな効果が得られるほか、みそ、しょう油、酢などほかの醸造調味料と相性が良いのも特色の一つです。
ここでは、みりんの主な5つの効果を紹介します。
◇照り・つやを出す
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/みりんの複雑な甘み成分が、加熱されることで膜を作ります。
砂糖の倍近い照り・つやを出します。
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◇こく・うまみを引き出す
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/浸透性にすぐれたアルコール分子が材料の組織内に浸透する時に、他の味の分子もいっしょに引き込みます。
アルコールは熱で蒸発し、素材の旨みだけが残ります。
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◇香り・マスキング
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/アルコールが蒸発する時、材料の奥にあった生臭みの成分まで一緒に抱えて蒸発します。
糖化・熟成によって生じたみりん特有の成分も、消臭に効果があります。
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◇煮くずれを防ぐ
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/材料にアルコールが浸透し、身(組織)を引き締めます。
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◇上品でまろやかな甘み
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/砂糖の甘み成分がショ糖1種類のみであるのに対して、みりんにはブドウ糖など何種類もの糖が含まれています。
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●みりんの効果を最大限に料理に生かすためにも、まずは本物の、おいしいみりんを使用してください。
一口飲んで、おいしいと感じるみりんであれば間違いありません。