アルコール分約14%の「三州三河みりん」は分類上「本みりん」に分類されますが、現在「本みりん」の定義には、もち米以外の穀類や醸造アルコールの使用、あるいは加温処理などによって短期間で製造されるものも含まれ、同じく本みりんとして販売されています。またアルコールを含まずに、ブドウ糖などの糖類に化学調味料を使用して製造されるものは、昭和50年以降「みりん風調味料」という名称になりました。
「三州三河みりん」の味わいは、もち米・米麹・米焼酎だけを用いた伝統的製法だからこそ可能な、お米を炊飯していただく時には味わえていない旨味成分まで引き出すことによって実現しています。
時間を掛けた製法だからこそ、料理をおいしくし、食卓を豊かに、暮らしを明るくすることができるはず。「三州三河みりん」には、わたしたちの思いが込められています。